トランプ大統領 金融規制を緩和 大統領令に署名へ 米紙報道より
2017 0204
米紙ウォールストリート・ジャーナルは３日、トランプ米大統領が金融規制改革法を
修正し、規制を緩和する大統領令に署名すると報じた
投資銀行大手ゴールドマン・サックス社長からホワイトハウスの
国家経済会議（ＮＥＣ）委員長に就任したゲーリー・コーン氏が
ウォールストリート・ジャーナルへのインタビューで口言した
同法は２００８年のリーマン・ショックを受け、オバマ政権が１０年に成立させた政治的遺産
（レガシー）のひとつ
民主党から「ウォール街優遇」との批判懸念がある
トランプ氏は大統領令で、財務長官らに対して同法の改革案を提出するように命じる
コーン氏は同紙に対して、同法による規制は、金融機関の融資が難しくなり、
消費者に提供する金融商品の選択肢が少なくなりすぎていると異議を唱えている
また、世界で最も資本力がある米国の銀行の競争力向上を図るに用いるべきと...
就任直後の大統領令に移民中止令など違憲と司法判断が求められる中、
今後実行されるかどうかが注視される
